子供を預けて働くのは、保育園ママだけじゃない
朝礼ネタ1983 2021/01/01 営業地域情報教育子供が通っている幼稚園の話ですが、この度同じ法人で保育園を開設することになったそうです。
そこでは1歳児と2歳児のお子さんを預かり、その子達が成長したら幼稚園の延長保育を活用してもらい、保育園と同じように共働きの家庭をサポートするのです。
これは、2つの問題点を解決していると思います。
まずは、「保育園落ちた日本死ね」というワードが流行しましたが、単純に保育園の数が増えるということは待機児童問題の解決に繋がります。
しかも既に幼稚園を経営している法人が設立した保育園であれば、保護者の方も安心して預けられると思うはずです。
もう1つは、幼稚園の入園者現象問題です。
幼稚園も保育園に通う子が多くなり、園児確保に必死だそうです。
今じゃどの幼稚園も延長保育があるのは当たり前。
その上で保育時間を長くしたり、延長保育を平日だけではなく土曜日にも実施する等して、働くお母さんに幼稚園に預けるという選択肢を提供しています。
勿論働かないお母さんであっても自分のリフレッシュや、兄弟の用事で延長保育を利用することができます。
延長保育を利用することで利用料金が発生し、それが幼稚園の収入に繋がるわけですから、一定の利用者が見込めるのであればこれは長く続いていく傾向なのでは?と思います。
お客様の数が少なくなったから、どんなサービスで新規のお客様を開拓するか、幼稚園の経営にも、マーケティングの要素があるんだなと感じた出来事でした。