腹八分目で頑張るということ
朝礼ネタ1882 2021/01/01 故事ことわざ効率化名言・格言何事も腹八分目が良いというのはよく言われることですが、こと仕事になると、全力投球せよという風潮が多いです。
しかしながら、常に全力投球をするというのは、かえって非効率だといえるのではないでしょうか。
もう少し頑張れそうだな、と思うところでやめておく、それがどういう意味を持つのかというと、不測の事態に対応することができるというメリットがあるのです。
いつも百パーセントの力を出し切っている、というのは聞こえは良いですが、それはつまり、その仕事以外の仕事はできない状態になっているということでもあります。
しかしながら、業務というのは流動的な側面があり、いつ何があるかおかしくないのです。
突然の顧客からの相談があるかもしれませんし、上司からやって欲しい仕事があると依頼を受けることもあるかもしれません。そんな時、自分がヘトヘトになって消耗していると、それらの用事ができないことがあるのです。
チャンスの女神には後ろ髪がないと言われます。顧客からの相談や上司からの提案がきっかけになって、あとで大きなウェーブに繋がることもあるかもしれませんから、チャンスはつかめる時に掴んで置かなくてはいけないのめす。
そのためには、不測の事態に備えておけるエネルギーは持っておいたほうがいいのです。
私自身、そうした、2割の余裕でもって顧客の信頼を得、また、新しい仕事にチャレンジしようという気力も持ち続けられています。
体験もふまえ、ぜひとも、余裕のあるスケジュール管理をしていきたいと思います。