明石海峡大橋のうんちく
朝礼ネタ1867 2021/01/01 地域情報本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋ですが、じつは明石市ではなく兵庫県神戸市とつながっています。その事自体をご存じない方も少なくないとは思いますが、まだまだ知られざるうんちくがありますので、少しご紹介させていただきます。
1988年4月に建築を開始し、10年後の1998年に完成・開通しました。橋の全長は3911mで、中央支間の長さは1991mでこちらはギネス認定もされているのだそうです。
主塔の全長は297mであり、東京スカイツリー、阿倍野ハルカスに次いで高く、吊橋の主塔としては世界一なのだそうです。建設期間10年の間に死亡事故が一件も起こらなかったことも珍しい事例であるそうです。
それだけでなく、明石海峡大橋には水道管が併設されており、水不足が深刻となりがちな淡路島に、本州から安定的に水を供給することにも寄与しているのだそうです。車だけでなく、ライフラインにまで貢献していたということは、まさにうんちく知識だと思います。
さらに、主塔間の距離が塔頂部と根元で異なっていることにもちゃんとした理由があり、それは実は、地球が丸いためであるとのことです。
橋があまりにも大きいためそうしなければ計算上狂いが生じてしまうのだそうです。
ちなみに、その明石海峡大橋を真上から眺めることは点検作業を行う方でもなければ機会がありませんが、下から見上げることはできる方法があります。
神戸港からいくつかの遊覧船が出ており、それらのいくつかの周遊ルートに、明石海峡大橋を潜るというものがあるのです。
気になった方は一度神戸の夜景とともに、明石海峡大橋を見上げてみてはいかがでしょうか。