申年はどうして「申」と書くのか?申年生まれの有名人は?
朝礼ネタ179 2021/01/01 1月故事ことわざ今年の干支は申年ですが、申年には、猿ではなく「申(もうす)」という漢字を使います。
これはどうしてでしょうか?猿と申の関係を調べてみました。
これは、干支の漢字がもともとあったところに、庶民が覚えやすいように身近な動物をあてはめたため、ということです。「ひつじ」は「未(み)」、「うま」は「午(ご)」、「ねずに」は「子(こ)」というように、干支の漢字とは直接関係がない動物があてはめられています。ですから、猿と申はとりわけ関係はないとのことです。
歴史上の人物でいうと、豊臣秀吉が申年生まれだそうです。ご存じの通り、織田信長に仕えた後に天下を統一した武将です。
今、人気の芸能人では、役所公司さん、小堺一機さん、渡部篤郎さん、竹内結子さん、広末涼子さん等が申年生まれです。申年生まれの人は、頭がよく器用で、好奇心旺盛で行動と吸収がはやい、その反面、お調子もの、目立ちたがり、飽きっぽいという性格の持ち主です。
「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」でも有名な豊臣秀吉は、まさに申年の代表のような性格の持ち主ですね。その他の芸能人の方も、知的なイメージの方が多い反面、離婚等のスキャンダルもある方が多いような気がします。
とても仲が悪いことを表す例えで「犬猿の仲」ということわざがありますが、職場には、戌年の人も申年の人もそれ以外の干支の人もたくさんいます。
皆さん「犬猿の仲」にならずに仲良く、同じ方向に向かって、仕事を進めていく1年にできればいいですね。