魚の旬には2種類あります
朝礼ネタ1765 2021/01/01 営業食事魚の旬には2種類あるのを御存じでしょうか。一つは沿岸に接近してきて大量に獲れる時期です。沿岸に接近するというのは産卵などの目的です。この時期の魚は卵や精巣が発達し、魚の身は脂もなく美味しくありません。
もう一つは季節が来ると沖合に回遊してくる魚を、網や釣りなどで獲る漁の時期です。この時期の魚は肉質も良く、脂が乗っていたりしてとても美味しい時期です。代表的な魚はブリやカツオなどです。
しかし水揚げの多い旬と、魚が美味しい旬を見分けるのは一般的には難しいものです。最近のスーパーの魚担当の人も知らない人が多いくらいです。昔からある魚屋さんに聞けば分かります。
このように旬と言われる2種類のパターンですが。一方は魚から近寄って来ますし、もう一方は魚の通り道の狙い撃ちのような感じです。これを仕事に例えることもできます。近寄ってくる魚は、我が社や自分などに、問い合わせをしてきたり場合に当てはまります。通り道を狙い撃つのは、得意先回りなどの営業活動に当てはまります。
問い合わせ等に関しては、こちらから出向かなくとも、相手から聞いてくれるので大チャンスです。怪しい場合を除いては、チャンスをものにすることが大切です。一方営業活動は、こちらから出向かないと、契約などの進展はありません。
再び元に戻ると、待ちながら獲れるべくして獲れた魚と、出向いて行って獲った魚の違いです。魚の旬まで仕事につなげてしまう私ですが、私としては両方とも大事な事だととらえ、営業活動に活かしていきたいと思います。