ポジティブなイメージとともに印象に残る笑顔
朝礼ネタ1580 2021/01/01 故事ことわざコミュニケーション笑顔人の振り見て我が振り直せというのは有名なことわざですが、自分にも同じことが言えるなと思った最近のできごとについて、話そうと思います。
家の近くでよくすれ違う穏やかそうな女性がいるのですが、その方は朝でも夜でも、私が疲れているときでも必ず笑顔であいさつをしてくださいます。
それだけのことなんですが、近所ですれ違う人の中で、いつも笑顔でいらっしゃるのはその方だけです。
特に私が何かをしてあげたこともありませんし、どこに住んでいる方なのかも知らない、言ってみればかかわりを持たなくてもいい間柄の自分に対して、いつも笑顔でいてくださるので、すれ違うといつも嬉しい気持ちになります。
こんな人がいてね、と家族に話をしたときも、「ああ、あの笑顔のお姉さんね」とすぐに話が通じるので、本当に誰と会ったときにも笑顔なのだろうと思います。
そして、決まってその後に「いい人そうだよねえ」と言葉が続きますし、私もその方を見つけたときには自然と笑顔になってあいさつをしています。
そう考えてみると、笑顔で道を歩くだけで、不特定多数の同じ地域で暮らす人たちに、「あの人はきっといい人だ」というポジティブなイメージとともに印象に残っているのはすごいことだなと思いますし、同時に「私は近くに住んでいる人たちからどう思われているんだろう」と不安になりもしました。
なので、最近はエレベーターに誰かと同乗したときや、よく顔を見る人とすれ違う時などには、自分も笑顔でいようと心がけています。
少しずつでも笑顔の輪が広がっていったら、とてもすてきだなと思います。