劇団四季の発声法で営業トークが変わった
朝礼ネタ1520 2021/01/01 コミュニケーション営業私が最近誰かとお話をするときに意識していることのひとつに、「言葉を最後まではっきり発音する」というものがあります。
これは劇団四季の浅利主宰が提唱している「母音法」を知ってから意識していることなのですが、母音法を意識した話し方は、演劇においてだけではなく、ビジネスの場においてもとてもプラスになることが多いのだそうです。
劇団四季のお芝居を少しでもご覧になったことがある方はご存知だと思いますが、劇団四季の俳優さんはどなたも極端なくらいにはっきりと話します。これはセリフの一音一音の母音をはっきりと話す練習によって培われているもので、稽古のときには一度すべてのセリフを母音だけで発声して練習するのだそうです。
母音をはっきりと最後まで言おうとすることによって、話し方は自然とはきはきしたものになり、語尾が消えたり尻すぼみに小さくなったりしてしまうことがなくなります。
この話し方を意識すると、日常会話をしているだけでも「あの人は快活で元気そうな印象がある人だ」と相手に思ってもらうことができますし、さらに話している内容がはっきりと相手にも伝わるため、営業トークを自然としっかり聞いてもらえるようになります。
私は人前で話すのがそれほど得意ではないと思っていたのですが、この話し方を意識してみると、話している自分の気持ちも勝手に明るくなり、相手にハキハキと言いたいことを伝えられるようになりました。
不思議と前より自信を持って話せるようになってきているので、ぜひ皆さんにも一度試していただけたらと思います。