アンカリング効果の罠

  • 追加
  • 人というのは無意識に、無関係の物事を結び付けてしまうことがあります。

    たとえば男女を5人ずつ集めて、男性には「10」と紙に書いてもらい、女性には「5000」と紙に書いてもらうとしましょう。
    ここで、全員に1つのりんごを見せます。
    そして全員に、りんごの値段を予想してもらいます。

    すると男性たちは「50円」や「60円」と予想するのですが、女性たちは「3000円」や「4000円」と予想してしまいます。
    同じりんごなのに、なぜここまで予想が変わってくるのでしょうか。

    これはアンカリング効果と呼ばれる心理効果が働いているからです。
    アンカリング効果というのは、先んじたものの影響を受け、それに引っ張られてしまうことです。

    今回の例でいうと、男性たちは紙に書いた「10」という数字に、女性たちは「5000」という数字に引っ張られて、りんごの値段を予想した、ということになります。
    紙に書いた数字とりんごの値段には何の関連性もないのに、つい物事を結び付けてしまっていますね。

    このアンカリング効果はマーケティングにも有効に活用できます。
    同じ商品を売るにしても、「特価500円」というよりも「通常価格1000円から特価500円」といった方が、商品が売れるといった結果も出ているほどです。

    このように関係ないにも関わらず、先んじたものに無意識に引っ張られてしまうと、正当な評価ができなくなると思います。
    難しいことではありますが、アンカリング効果に惑わされたとしても、少しでも物事をきちんと評価できるよう努めたいです。




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