わかりやすく話すという会話技術
朝礼ネタ1467 2021/01/01 コミュニケーション長々と話をするものの、「結局、この人って何を言いたかったの?」「時間が長いわりに、たいした話はしなかったな」というような人がときどきいます。
また、一生懸命に話しているわりには、話が面白くなくて、「この話、いつまで続くのかな」「早くこの人の話が終わらないかな」と思う人もいます。
そのような人の話し方を聞いてみると、たいていの場合、ものごとがおきた順番に沿って話をしているのがわかります。
「1週間前にこんなことがありました。それを受けて、こんなことがありました。その結果、こんな考えにいたりました」
というようなパターンです。聞いているほうは、どういった目的で話しているのか、またいつまで続くかわからないので、飽きます。
こうなりたくないので、話を始めるときに、最初に結論を言うように意識しています。
これは、営業や通信販売のテクニックとしてよく使われているそうです
「私は1ヵ月で15キロ痩せました。なぜかというと、実は、このダイエット方法を始めたからなんです」
というと、ダイエットに関心のある人は興味をひかれるでしょう。しかし
「実は1ヵ月前にダイエットを始めたんです。最初は全然痩せなかったんです。色々試して全然うまくいかなくて苦労しました。ある日雑誌でよさそうなものを見つけて試してみることにしたんです。これが思いのほか効果があって、1ヵ月で15キロも痩せたんです」
というのは、聞いているほうが途中でイライラしてきませんか。
「私が話をしているとき、周りの人はつまらなそうにしているな」と思い当たる方がいらっしゃいましたら、原因はここにあるかもしれません。
長くなりそうな話は、結論から先に述べてみることを試してみてください。