12月8日 太平洋戦争開戦の日
朝礼ネタ1340 2021/01/01 12月社会・経済本日は12月8日、太平洋戦争という日本とアメリカが戦争を開始した日です。
太平洋戦争の開戦はきっかけとなった真珠湾攻撃が行われたのでした。
ところで、勝算はどの程度あったのでしょうか。
真珠湾攻撃に関しては、アメリカのハワイ陸軍が、1941年8月に「空母六隻を利用して、オアフ島を攻撃を仕掛けてくる」という、実際に行われたことを予見するような研究結果を発表したのですが、あまり真剣に対策が検討されなかったようです。日本軍もしっかり訓練に訓練を重ねた結果、大きな戦果をあげることができました。
しかし、最終的には日本は戦争に破れました。
連合艦隊指令長官の山本五十六大将は「半年や一年は存分に暴れて見せるが、二年や三年はわからぬ」と言っていたそうですが、短期的な戦術に関してはしっかり検討していたものの、大きな戦略についての検討が不十分であったため、悲惨な結果を生むこととなってしまったのでした。
戦略と戦術は一見同じように考えがちですが、大きな違いがあります。局地的に成功したとしても、戦略を見誤れば最終的には作戦は失敗することとなってしまうのです。
これは仕事でも同じことがいえます。ある目標を達成しようとしてスタートがうまくいっても、最終的な目標を達成できるかは別問題です。もしかしたら、最終目標が正しいのかどうかも検討しなければならないかもしれません。
この日をきっかけに、改めて今のプロジェクトの戦術と戦略について考えてみたいと思います。