やりたくない人に何かをやってもらうにはやはり対価が必要?
朝礼ネタ1225 2021/01/01 地域情報私の住む町内会は会長はじめ役員メンバーはここ5年ほど変わっていません。
私も役員に名を連ねているのですがほぼ固定にしたのは理由がありました。
以前は2年任期で順番に変わっていたのですが、元々40数軒しかない住宅地ですから、70歳以上の高齢者を除外してやっていると、中にはどうしても嫌だと言う人が出てくるとたちまち困ります。
とにかくやりたがらない人です。
過去にそんな人に頼み込んでやってもらったら任期が終わった後豹変したことがありました。
まだやっていない人がいるという事で『やらせろ!』とばかりに新会長や役員に迫りました。
自分が嫌嫌やったので全員にやらせないと気が済まないようでした。
そこで役員会議で提案したのです。
嫌なら別にやってもらわなくていいんじゃないかということで、今までほぼ無償だった会長職に町内会費から報酬を与えることにし、いままで自費でやっていた役員親睦会も町内会費から出そうという事に決めました。
これを説明して、やりたい人がいなければ固定にしようという事で決まりました。
町内で説明をすると意義を唱える人はいませんでした。
これは公平か不公平かという人もいますが、やりたくない人にやってもらっても町内会にとっては良くないということです。
会社でも同様だと思います。
やりたくない仕事で社員を苦しめるより、やりたい仕事を伸び伸びやってもらって業績をあげてもらうほうが会社にとっては良いと思います。
つまりその人の得意なところを伸ばそうという考えです。
苦手を克服するのも方法ですが、得意分野を伸ばすのも方法です。
両方できれば素晴らしいですがそうはいかないと思います。
かくいう私は当然得意分野を伸ばすタイプです。