文章による人の第一印象
朝礼ネタ1200 2021/01/01 マナー身近な法則よく第一印象は、メラビアンの法則により5秒弱の見た目で決まってしまうと言われ、会った瞬間に身だしなみや仕草などが見られていると言われています。
しかし、実際には会う前に印象はかなり決まってしまう事が多くあります。
それは、「文章の第一印象」です。
就職活動なら履歴書の志望動機、営業ならアポイントのメールなどによって会う前にその人が書いた文章を目にし、文体や構成などでイメージが出来てしまいます。
文章による印象が悪いと、就職活動なら面接までたどり着かず、営業なら新規顧客の喪失などにつながります。
業務連絡などのビジネス文書でも、文体や構成などで良くない印象を与えてしまうと、直接会った時にトラブルが起こりやすくなります。
私も堅い文章を書いてしまうので、初対面の人に「意外と気さくな人なんですね」と言われます。
文章の印象は、語彙力を駆使して字面を整えたり、高度な表現力で読者を惹きつけなくても、統一された文面と「読む人の事」を考える事で文章による印象を良くことが出来ると思います。
例えば、ビジネス文書なのに馴れ馴れしい文体で書かれると信頼できなくなりますし、プライベートのやりとりで堅い文章だとよそよそしい印象になります。
全ての人に対して印象の良い文章を書くことはできませんが、読む人を想定して、その立場に立って考えながら文章を書いていくことはそれほど困難ではないと思います。
そしてそのことよって、印象を良くし、面接する機会を得たり、顧客を説得できたり出来るのではないでしょうか?