エイプリルフールの起源
朝礼ネタ1125 2021/01/01 4月故事ことわざ風物詩・季節行事4月1日は、エイプリルフール。嘘をついてもいい日。賛否両論あるかと思いますが、世界的にすっかり定着してしまった習慣ですね。
しかし、不思議なことにその起源は全くわかっていないのです。諸説はありますが、あくまでも仮説の域をでていないのです。
仮説のひとつに、フランスでは新年を4月1日と定めていましたが、シャルル9世が1964年よりグレゴリオ暦を採用した為1月1日に変更になり、それに反発した国民が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをするようになった、という話があります。
また、インドの修行僧説に因んだ説もあります。3/25~3/31迄の1週間は、座禅を組んで悟りの境地に入る、という修行をする期間でありました。4/1は、修行を終え俗世に戻る日であり、その日をからかう行事を行ったから、というものです。
他にも、ノアが方舟から、陸地を探すために鳩を放っが日が4/1だった(結局、鳩は手ぶらで戻ってきて無駄足だった)とか、古代ローマ時代においては、奴隷と主人・聖職者と商人など身分や職業を入れ替えてふざけて遊んでもよい日、とか、キリストの命日(4/1)に、ユダに裏切られたことを忘れない為、など。
インターネットの普及で、4月1日についた嘘が拡散するスピードや、嘘のスケールも大きくなってきています。
最低限のルールとして、特定の人や企業・物に対する誹謗中傷はいけません。嘘が高じて大きな損害を与えてしまったら笑いごとではすまされなくなります
また、うっかり騙されてしまった方も、真剣に怒らずに笑って許す懐の広さが必要です。