グローバル化とコミュニケーション
朝礼ネタ966 2021/01/01先日、この様な話をききました。
アメリカ人1人と日本人2人が食事会をしておりました。
この3人はビジネスのつながりがあり、そのビジネスを通じて、そこそこ仲が良くなっていたとの事です。
そして、食事の席で、そのアメリカ人は、「ファッキン デリシャス」と言ったそうです。
その発言を聞き、日本人の2人のうち先輩格の方は、「ファッキン デリシャス」の「ファッキン」の部分のみに反応をして、アメリカ人が料理にクレームでも言っているのだと誤解をして不機嫌になったそうです。
一方で、日本人2人の内の後輩はと言いますと、先輩の様子を見て、アメリカ人が「ファッキン デリシャス」とかなり砕けた表現で話をしたことから、アメリカ人のマナーが悪いから先輩が怒っているのだと感じたそうです。
英語での「ファッキン デリシャス」は日本語に訳すと「クソ 美味い」という感じになります。
そのため、日本人の先輩が思っている様にアメリカ人が料理にクレームをつけた訳ではありません。
むしろ、「この料理、最高に美味いぜ」と表現をしたかった訳です。
日本人の後輩は、「ファッキン デリシャス」の意味は分かっていましたが、逆に自分の先輩が何で怒っているのかが理解出来なかったようです。
この様に、食事の際の場面だけを取っても、意思の疎通が上手くいかない事が多々あります。
グローバルの世の中になったからこそ、日本人も英語などをしっかり学んで正しいコミュニケーションが取れる様にならなければいけないと感じました。