12月21日は冬至です
朝礼ネタ950 2021/01/01 12月風物詩・季節行事暦の二十四節気の中に冬至があることは皆さんよくご存じだと思います。
1年で最も昼の時間が短いので、この日は、太陽の力が最も弱い日とも言えます。
2016年は12月21日がその冬至にあたり、冬至南瓜や柚子湯で厄払いをする風習は有名です。
風邪をひかないように南瓜でビタミンンを補給し、お風呂にゆっくりとつかって身体を温め、疲れを取り、柚子の香りでリラックスして心の疲れも癒してしまおうと言う、生活の知恵には驚かされます。
よく無病息災を願ってと、言いますが、きっと昔の人は、願うだけではなく、意識的に災いを遠ざけようとして行動し、ストレスから解放される知恵を身に着けていたのではないかと思いまいた。
冬至の日を調べていて、私が素敵だなと感じたのは、冬至の翌日からは太陽の力が日に日に強くなると捉えていたところです。
一日ごとに強くなる日の光とともに、運気も強くなり幸せが近づいてくると考えれば、どんよりとした曇り空も、昔の人には、違って見えていたのではないかと想像します。
冬の始まりを表す言葉で、風の花と書いて、かざはな、と読む気象現象があります。
山に降り積もった雪が、強い北風にあおられて、街の中に降る雪の事です。
晴れているのにひとひら、ふたひらと舞い降りてくる様子を風花と表現し、冬の支度に一層力を入れていたのではないかと思うと、感激します。
何気なく冬至について調べてみたのですが、そこには、大自然と向き合い暮らしてきた、昔の人の知恵があり、私たちが見習わなければならない考え方がたくさんある様に思いました。
強いけれどしなやかな心を大切にするスタイルは、今の私たちにとって大変参考になると思います。