身近な「5S」が明日の己を救う!?守りたい暮らしの基礎とは
朝礼ネタ904 2021/01/01 教育規則・ルール5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」のことです。
「整理」とはいるものといらないものを分け、いらないものを捨てること、断捨離などかこれにあたります
「整頓」とは必要なものが必要な時に取り出せるように整えること。
「清掃」とは、掃除してゴミやホコリのない状態にすること、また実施時期を決めて定期的に行うことで点検の役割もあります。
「清潔」とは「整理」「整頓」「清掃」を繰り返し、それが保たれている状態になっていることで、それを行う習慣が人々に根付くことが「しつけ」です。
5つのSが順番通りに進められることで職場の環境がよくなり、安全の確保やコミュニケーションの活性化という効果があります。
5Sを進めることはとてもいいこととされていますが、続けるにはエネルギーがいります。実際に仕組み化して続けるのは難しいことです。
アフリカにハネジネズミという動物がいます。ネズミとついていますが、実際はモグラやブタに近いものと言われています。彼らは昼間に活動しますが、その生態が変わっています。天敵に襲われると草むらの間を走って逃げるのですが、その逃走経路はあらかじめ用意されたものです。ハネジネズミは普段から逃走用の経路を決めていて、定期的にパトロールをし、落ちている葉っぱや邪魔者をどけておきます。長い鼻をほうきのようにして掃除する種類もいるほどで、それだけ彼らにとって「清掃」というものが大事だということです。
ハネジネズミは自分の命を守るために清掃を続けています。生きるための本能によりしつけられ、逃走経路を清潔に保っています。
私たちは5Sをやらなかったからといって即命が危険にさらされることはありませんが、「整理」「整頓」「清掃」の3Sを繰り返すことで、その状態が当たり前になると、そこから外れだ状態が不快に感じます。そうなったら繰り返すことは簡単です。
最初は大変ですが、ハネジネズミのようにまずは自分の行動範囲から清潔にしていくことを心がけたいと思いました。、