「あたりまえ」を辞める
朝礼ネタ891 2021/01/01 コミュニケーション挨拶毎日同じことをしていると
それが「あたりまえ」になっていまします。
でもそれって、
ただの自己満足でしょ?
この際「あたりまえ」を考え直してみませんか?
自分の中で「あたりまえ」と思っている事を
「ありがとう」に変えてみる。
これってすごく大事な事だと思います。
例えば自分が荷物を大量に運んでいて
何も言わずに同僚がさっとドアを開けてくれたら
「あたりまえ」なんて思わないですよね?
普通の方なら「ありがとう」だと思います。
これを取引先や上司、同僚、部下
全てに行うと会社が円満に回るはずです。
逆にどこか1つでも欠けていると
円滑に進んでいた話なども
うまくいかなくなります。
例えば宅配便の配送担当の方や
郵便局の配送の方にも
取引先の方が自社に来られた際にも
「いつもありがとうございます」と
伝えたり出来ていますか?
逆に自社の社長や従業員が
他社へ行った際にちゃんと
「ありがとう」を伝えられていますか?
普段からこの行為がきちんと浸透していれば
万が一、不良品が出て取引先に呼ばれた際に
「不良品を出したから来てあたりまえ」
と思われるのではなく、場合によっては
「わざわざ来ていただいてありがとう」
に変わるかもしれません。
この例は極端ですが
普段から徹底して行えば
このような事は日常茶飯事です。
逆に怒ったり、「あたりまえ」と思い続けると
相手にもすぐ伝染して
「やってもらってあたりまえ」
「助けてくれてあたりまえ」
「来てくれてあたりまえ」
と相手の心にも「あたりまえ」が
蔓延してしまいます。
このように「あたりまえ」を
「ありがとう」に変えるだけで
会社が劇的に変わることが
多々あります。
最後に1つ、私の友人の会社の温泉旅館で
従業員が面白い張り紙を自主的に作り
壁に掲載していたのでご紹介します。
再定義
我々のための客ではない
お客様のための我々である
我々の仕事はただの作業ではありません
お客様の思い出となる特別な1日をサポートするのが仕事です。
旅館の主役はお客様、その特別な1日を引き立てる仕事
素晴らしいですね。
社長はこの張り紙を作ってくれたスタッフに
張り紙を見つけてすぐに
「ありがとう」とちゃんと伝えたそうですよ。
皆様の会社にも
「ありがとう」であふれるといいですね。