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舞台上のチームワーク

  朝礼ネタ733  2021/01/01  453 PV コミュニケーション

吉本新喜劇という番組を見たことがある人はいますでしょうか。

吉本新喜劇は、その名の通り吉本興行の芸人さんたちが行う喜劇です。
私は子どもの頃からこの喜劇をテレビで見てきましたが、最近になってあることを感じました。

それは、この新喜劇に関わる人たちのチームワークです。
チームワークというと少し漠然としていますので、もう少し具体的に説明します。

まず、この新喜劇そのものの目的はなんでしょうか。
それは言うまでもありません。
観客を楽しませることです。
そのために芸人さんたちは日々厳しい稽古に励んでいるのです。

いざ劇が始まると、芸人さんたちは次から次へと喋り、動き、持ちネタを披露していきます。
どんな脇役でもその一人一人に必ず見せ場があり、どんなに人気の芸人さんでも他人の見せ場では決して目立つことはせず、見せ場の芸人さんを引き立てる役に徹します。

中でも、私が最も興味深くと感じたのが、誰かが失敗してしまったときのフォローです。
いくら経験と稽古を積み重ねた芸人さんといえど失敗することはあるでしょうが、新喜劇の舞台という形態上、失敗も全て観客に見えてしまいます。
しかし、こんなときには他の芸人さんがその失敗をしっかり拾い、さらには別の笑いへと昇華してしまうのです。
これも、長年の経験は元より「観客に楽しんでもらう」という強い気持ちのあらわれでしょう。

もちろん、新喜劇に関わるのは芸人さんたちだけではありません。
脚本、演出、音響、照明、さらには舞台のセットや小道具を作る美術スタッフなど一層多くの人たちが関わっています。
たった1時間少々の舞台でも「観客を楽しませる」という目的のためにそれほど多くの人が関わっているのです。

チームワークはよくビジネスやスポーツで使われる言葉ですが、具体的にはどんなことか、と言われるとなかなか説明が難しい一面もあります。
私は、チームワークを知るには吉本新喜劇のような舞台劇をぜひ見てほしいと思います。
内容は笑って楽しめるものですが、それだけでなく一人一人が「観客に楽しんでもらう」という目的のもと、どう動いているかも見てみるとまた違った一面に気がつきます。
彼らのようなチームワークを作りあげるには一朝一夕では難しいかもしれませんが、その精神ややり方は多いに参考にさせてもらいたいと思います

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