夏の風物詩たる打ち上げ花火の作り方
朝礼ネタ616 2021/01/01 8月風物詩・季節行事8月の風物詩と言えば、夏祭りの花火です。日本でも各地で有名な花火大会が開催されています。夏の夜空に大輪の花が咲く様は本当に見頃です。あの音を聞くと、今年も夏が来たとしみじみ思います。
今日は、打ち上げ花火の作り方を紹介します。
打ち上げ花火はなんと、完成までに半年弱ほど掛かっているようです。星と呼ばれる花火の色の元を大きくするために、大きな花火だと最低でも1ヶ月はかかるようです。そして花火は、花火師と呼ばれる職人さんによって、今でも手作業で作られています。日本の伝統工芸ですね。
大きな花火大会に行くと、何千発の花火が打ち上げられることもありますが、あの一瞬のために花火師さんたちは半年前から準備をして、丁寧に花火を作り上げ、その一瞬のためにかけているんですね。
私も見たことがありますが、時々花火は事故を起こします。うまく打ち上げられなかったり、変なところで爆発してしまったり。半年前から沢山の職人さんが入念に準備をしても、なんらかの要因でうまくいかないこともあるんです。
仕事も同じです。ゴールとなる目標のために、私たちは小さな作業をコツコツと積み重ねて日々過ごしています。
最後に大輪の花を咲かせられることもあるし、時にはうまく打ち上がらないこともある。
長い間準備をしても、振り返ってみれば些細にも思えるような結果しか待っていないこともある。
それでも大輪の花を咲かせられるように、小さなことからコツコツと取り組んでいくことで、私たちは知らなに間に職人と呼ばれるような存在になると思います。
花火師さんたちが最初から職人ではないように、私たちにも下積みが必要です。もしかしたら、なんのためにやっているのか分からなくなるようなこともあるかもしれませんが、色んなことが大輪の花に繋がっています。
いつか花を咲かせるために、皆さんも今の仕事の職人を目指してください。