“できない自分”に優しくなれる考え方
朝礼ネタ6140 2025/07/23 身近な法則今日は「2:6:2の法則」についてお話ししたいと思います。
これはビジネスや人間関係、動物の群れの中など、いろんな場面でよく当てはまると言われている法則です。
たとえば、会社の中で言うと、
全体の2割は、ものすごく優秀で、仕事ができる人たち。
6割は、普通。良くも悪くも平均的。
そして残りの2割は、ちょっと苦戦している、うまくいかないことが多い人たち。
これが自然とバランスよくできている、という考え方です。
最初にこの話を聞いたとき、正直「なんだか冷たいな」と感じたんですが、実はこれ、ポジティブに考えるとすごく救われる考え方なんです。
というのも、「全員が完璧じゃなくて当たり前」っていうことだからです。
仕事をしていると、「自分はまだまだだな」とか、「あの人みたいにできないな」と落ち込むことってありますよね。
でもこの法則を知ってからは、「今の自分は“6”の場所にいるのかも」「ちょっと落ち込んでる時は“2”側かも」と、自分を客観的に見ることができるようになりました。
それに、位置は固定じゃなくて、頑張り次第で動くこともあるんです。
今ちょっとうまくいかなくても、それがずっと続くわけじゃない。
実際に、以前ミスが多かった同僚が、少しずつ努力を積み重ねて、今ではリーダー的存在になっていたこともありました。
この法則の面白いところは、どんなにメンバーを入れ替えても、また自然と2:6:2に分かれていくという点です。
だから、「自分だけがダメなんじゃないか」と感じる必要はないし、周りがすごく見えても、誰でも必ず波があるものだとわかります。
大事なのは、自分がどこにいるかより、「今、どう動くか」だと思っています。
私は「できない時期があってもいい。でも、そのままで終わらないようにしよう」と思って、コツコツ続けるようにしています。
結果的にそれが少しずつ自信になって、今では新しい仕事にも前向きに挑戦できるようになりました。
みなさんも、もし最近ちょっと落ち込み気味だったり、自信をなくしていたら、「あ、今は“2”のタイミングかな」と軽く受け止めてみてください。
そして少しずつ、自分のペースで“6”や“2”の上を目指していけばいいと思います。
今日もそれぞれの持ち場で、気負わず、でも前向きに、一日を過ごしていきましょう。