電話応対は会社の“声”になる
朝礼ネタ6117 2025/06/07 コミュニケーションマナーみなさん、日頃どれくらい電話に出ていますか?
最近はメールやチャットが主流になり、電話を使う機会は減ってきているかもしれません。
でも、そんな今だからこそ、電話応対の印象はより一層大きな意味を持っていると感じています。
というのも、電話越しのやりとりは、お互いの顔が見えない分、ちょっとした声のトーンや言葉選びが相手の印象を大きく左右します。
つまり、電話に出た瞬間、その声が“会社の印象”になるんです。
私も入社したばかりの頃、電話に出るたびに緊張して、「えっと…○○です…」と声が小さくなったり、敬語が変だったりして、よく先輩に指摘されていました。
最初は落ち込んでいたんですが、「相手の立場になってみよう」と考えるようになってから、少しずつ変わってきました。
たとえば、名前を名乗るときには明るくハキハキと。
相手の話は最後までしっかり聞いてから対応する。
わからないことがあっても、「確認して、すぐに折り返します」と、安心感を与えるようにしています。
不思議なことに、こちらが丁寧に応対すると、相手の口調も柔らかくなることが多いです。
電話応対は、単なる「作業」ではなく、信頼関係のきっかけでもあると気づきました。
もちろん、忙しいときには「面倒だな」と思ってしまう瞬間もあります。
でも、誰よりも早く、誰よりも気持ちよく電話に出る人がいると、それだけで職場の雰囲気が少し変わる気がしませんか?
私自身、まだまだ完璧ではありませんが、これからも電話1本1本を大切にしながら、会社の“声”として恥ずかしくない対応を心がけていきたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。