働く時間を増やして頑張ることは科学的ではない
朝礼ネタ6116 2025/06/05 社会・経済心理・メンタル?睡眠時間を削って勉強したり仕事をすることが効率的かどうかはともかくとして、そのような努力に対して多く人は称賛していました。
しかし、最近の睡眠の研究では「睡眠時間を削って努力する」行為は非効率であるという結果が出ているようなのです。
つまり、寝ないで頑張るというというのは愚かな行為だという風に見なされてしまったのです。
ただ、いくらたくさん睡眠をとっても何も勉強しないで試験を受けるという行為はそれ以前であることは当たり前として、睡眠を削るという行為は愚策であるという風に科学的根拠があるというのは精神論で頑張るというかつての日本のやり方が実は間違ていたということなので、今の日本の停滞というのは睡眠を削ってまで勉強を頑張って努力してきたかつての受験戦士のみなさんが聞いたらどんな顔をするのでしょうか。
それはともかくとして、子供が眠い目をこすって学習塾で勉強したりするのならば、睡眠時間をしっかり確保して、学校の授業に集中して取り組んだほうが高いパフォーマンスを上げることができるということになるので、このような研究結果はある意味学習塾業界にはある程度インパクトのあったことでしょうし、教育ママの間でもすくに話題に上ったことでしょう。
ただ、我々大人も会社のために睡眠時間を削ってまで頑張ってやるよりも、会社のために高いパフォーマンスを上げようと思ったのならば、とりあえず、仕事が終わったら飲みに行くのではなく、さっさと家に帰って早く寝たほうがいいのかもしれません。