集中的に一つの製品にリソースを投下するリスク
朝礼ネタ6073 2025/03/20 商品・サービスビジネス売れそうな製品にだけ、リソースを集中的に投じる、これは確かに合理的な経営戦略です。コスト意識を常に持たなければいけない現役世代にとっては、むしろお馴染みの戦略かもしれません。贅沢に開発費用が使えた時代とは違い、最近はとにもかくにもコストカットを第一に考えなければいけない場面は多いです。
けれど、売れそうな製品だけを開発、販売していては、どこかで頭打ちになりかねません。昔に比べて、世の中のトレンドが変わるスピードは劇的に上がっています。
たとえば今は大ヒットしているスマートフォン等も、一年後に同じく大人気のまま、とは限りません。より性能やデザインに優れた新型がリリースされている可能性がありますし、外資企業が上位互換の新製品を出しているかもしれません。
つまり、一極集中の新製品開発は、短期的に見れば成功ですが、実は想像以上にリスキーな戦略という話です。
一点にリソースを集中的に投下すれば、合理的な製品開発と提供が行えますが、肝心の新製品のニーズが一年後、急になくなってしまえば大ピンチになります。
先ほどのたとえ話の通り、大人気スマホとは言え、イマドキは一年後に盤石なニーズがあるか予測は困難であり、そのスマホのアクセサリーやグッズがいくら売れるからと言って、短期的な利益につられてリソースすべてを投じると、後々手痛いリスクに直面するかもしれません。
多少ロスが発生したとしても、新製品開発は複数のジャンルに、要するに分散的にリソースを投資した方が結果的にリスクをケアしやすいのでは、と思います。