高級時計ブームはいつ終わるのだろうか
朝礼ネタ6017 2024/12/11 商品・サービスビジネス「腕時計を購入することは投資です」などと言って腕時計を購入する人が一昔以上に増えたと私は感じています。
腕時計というのは投資目的で購入するというよりも換金性があるといってかつてはロレックスの金無垢時計がある職業の界隈の人たちの間ではもてはやされていた時代もありました。
しかし、今「投資として」考えられている腕時計は必ずしも金無垢、しかもバンドも金無垢のギラギラとした金の資産性のある腕時計では必ずしもなく、ステンレススチールでできた腕時計が一昔前定価100万円程度だったものが中古時計店においては500万円以上で販売されているというものもあります。
私の友人でも投資で腕時計を購入したわけではなく結婚したときに購入した腕時計でその腕時計が現在非常の高くなっていると知って売却した人もいます。
彼にとってはその腕時計は売却したら値段的にもう二度と購入できないものだと思いますが、それでも彼が購入したときに比べると破格値で買い取ってもらえるので彼は非常に満足していたようです。
私もかつて腕時計愛好家としてお給料の生活費以外のほとんどの部分を腕時計に当てていてそれを保管するために銀行に貸金庫まで借りて、自分の腕時計のために働いているような生活を送っていました。
しかし、猫も杓子も高級時計を欲しがり「リセールバリューの高い時計こそいい時計」とう潮流に私自身が嫌気がさしたので、持っていた時計のほとんどを売り、その代金でアメリカ株に投資してしまいました。
仕事でもなんでも今まで見向きもされなかったものがいきなり多くの人たちに注目されたときにはそれはこれからもっと大きくなるマーケットなのか、それともその終焉なのかを判断しなければならないと思いました。