感情のコントロールについて
朝礼ネタ5870 2024/06/21 心理・メンタル人間には「喜怒哀楽」があります。
それは生きていく上でとても大切な物ですが、仕事をしていく上ではそれらをきちんとコントロールして付き合っていかなければなりません。
他人と仕事をする上で特にコントロールしなければならない感情は「怒」と「哀」です。
感情は抑えられないといいますが、正の感情である「喜」と「楽」をTPOに併せて抑制することは比較的容易です。
しかし、負の感情である怒りや悲しみを抑えるためにはスイッチをオン・オフにするように意識して切り替えることが必要になります。
怒りや悲しみを覚えたときには一度、一呼吸置きその感情を冷静に分析してみましょう。
怒りや悲しみに支配されているとき、それは個としての自分に意識が持って行かれている状態です。
すなわち「仕事モード」が瞬間的にオフになっています。
「仕事モード」のスイッチを入れ直しましょう。
自分を再起動させます。
「なぜ自分はこんなに怒っているのだろう。何が悲しいんだろう。」原因は何か、一度落ち着いて考えてみましょう。
負の感情で動いて良いことはまずありません。
時間と体力を無駄にします。
多くの場合、怒りや悲しみは相手に期待することによって生じるものです。
相手に過度な期待をしていないか。
自分は正しく相手を評価できているか。
相手に自分の思いを押しつけていないだろうか。
振り返ってみましょう。
他人を変えることはとても大変です。
でも自分の視点を変えることはさほど難しいことではないはずです。
それだけでも少し、気持ちが楽になるはずです。
「仕事モード」のスイッチがオンになっていることを確認して、感情をコントロールしていきましょう。