組織の中で働く上で必要な三配り
朝礼ネタ5798 2024/04/09 ビジネス故事ことわざ企業は大きくなるほど、従業員の数や部署数が多くなります。
大勢の従業員の中で働く場合は、自分一人の思惑で勝手に動くと周りに迷惑をかけることがあります。
組織の中で仕事を成功させるには、周りの従業員から信頼を得ることが大切です。
どんなに有能な従業員でも、他部署からの協力を得られなければ仕事を円滑に進めることができません。
その信頼を得るために必要なのが、「目配り」・「気配り」・「心配り」の三配りです。
「目配り」とは、周りがどのような状況なのかを確認することです。
仮に、営業マンが商品を売ったとしても、一人で仕事を終えられるわけではありません。
売った商品の仕入れ、仕入れた商品の検品、売った商品の配送など、様々な部署の従業員が営業マンの仕事に関与します。
従って、他の部署がどのような状況にあるのかを理解していないと、営業の仕事を速やかに行うことができなくなります。
「気配り」とは、相手が何を求めているのかを想像することです。
組織は上下左右の人間関係に複雑さがあり、直接相手に言いたいことを言えない面があります。
そんな時は相手の言動から求めていることを察知して、速やかに対応してあげるようにします。
「心配り」とは、相手に協力してあげる優しさを持つことです。
例えば、仕事を多く抱えている同僚に『手伝うよ』と声をかけてあげる、資料を求められたら相手が理解しやすいように作成してあげる、などが心配りと言えます。
『情けは人のためならず』という言葉がありますが、人を助けてあげれば、必ず自分も助けてもらえるようになるという意味です。
仕事をスムーズに達成させるためには、「三配り」を心がけることが大事です。