日常に溢れる変な敬語
朝礼ネタ577 2021/01/01 マナー教育
普段、自然と耳から入る敬語に違和感を感じたことはありませんか。
自分がお客さんとして接客されているときたや、仕事中に相手先や同僚の話す敬語に「あれ?」と思う事があります。
しかし、そうは思っても、あんまり間違えを指摘するような人もいないと思います。
敬語というのは、必要だとわかっていても、ちょっと難しいものだと距離を置いてしまいます。
何となく使っているものが間違っていて、いつの間にか染み付いてしまったものもたくさんあります。
こういうのを直すというのはとても大変なことですが、知らず知らずに相手には「ちょっとおかしな敬語」という印象を与えているかもしれません。
私は耳に入ってきたり、自分が使って「あっ」と思ったものをメモするようにしています。
言葉というのは、英語もそうですが、頭でわかっていても使えなければ意味がありません。
こういう表現をこう直しましょうと座学を受けても、きっと半分も活かされないんじゃないかと思います。
だからこそ、リアルな言葉をメモするようにしました。
違和感を持った敬語については、考えることも必要です。
正しいものと間違ったものがあるのは、しっかり決まり事があるからです。
迷った時には、主語が誰かや敬語、謙譲語、丁寧語に照らし合わせれば、いつまでも正しい使い方は理解できません。
普段からアンテナを張って、「こういう風に言えばいいのか」というのを感じるのも大切ではないかと思います。
相手を敬ったり尊敬したりする気持ちを120%伝えるには、やっぱり敬語が必要になります。
気持ちだけでも、知識だけでも、それを伝える言葉がないといけないことは、経験上みなさんご存知だと思います。
本当に大切なシーンで正しく気持ちを伝えるために、自分の普段の言葉使いを見直してみてはどうでしょうか。