「呼吸」と「インプット・アウトプット」
朝礼ネタ5740 2024/02/09 心理・メンタル自己啓発呼吸とは生きていくうえで欠かせない、とても大切な行為です。呼吸をしなければ死んでしまいます。
呼吸は「吸う」と「吐く」という2つで構成されています。その2つのうちどちらがより大切なのかを考えてみたときにみなさんはどちらを選ぶでしょうか。
私は「吐く」ことを選びます。なぜなら、吐かなければ十分に吸うことはできないからです。
例えば、人は過呼吸になったとき「息が苦しいから吸わなければ」とどうにかして息を吸おうとします。しかし実際にはどうにかして吸おう吸おうとするせいで息を吸う回数や割合が増えてしまい息を吐くことができていない状態が続くせいで過呼吸になってしまうことも多いのです。息を吐くのと比べて吸うほうが一瞬で終わるのも関係していると思います。
なので、過呼吸になってしまったらゆっくりと息を吐くことが大切です。息を吐くことに意識を向け、吐ききったら自然に入ってくる空気を吸い込むようにするとだんだんと落ち着いてきます。
また、ゆっくり吐くことはリラックスするためにも役に立ちますし、合唱などでは息をたくさん吸うためにまず、息を全部吐き切ることが教えられることもあります。曲のフレーズとフレーズの短い間に十分な息を吸うためには、吸う前のフレーズで息を使い切るように意識しないと、十分吸うのが間に合わなくなります。
さて、この呼吸の関係ですが、インプット・アウトプットにも同じことがいえると思います。
何かを覚えようとインプットするときに、がむしゃらにインプットだけを繰り返しても効率が悪いです。
しっかりと覚えたことを言語化してアウトプットして、自分が何を理解していて何を理解していないのかを知り、理解できていなかったところを重点的にインプットする。あるいは、インプットしたことを実際に使ってみて経験を積む。
このように、効率を考えればアウトプットはとても大切だといえると思います。
私もアウトプットを忘れない人間になっていきたいです。