10月14日は鉄道の日-油断大敵
朝礼ネタ5603 2022/10/14 10月今日は何の日?10月14日は「鉄道の日」に制定されています。
1872年(明治5年)に、新橋~横浜・桜木町間で日本最初の鉄道が開業されたことを記念して、鉄道の日と定められます。
なお、当時は旧暦を使用しており、旧暦では9月12日になります。そして、2022年は鉄道開業150周年の記念の年となります。毎年鉄道の日には、全国のJRで「秋の乗り放題パス」が発売され、3日連続でJRの普通列車・快速列車の自由席が乗り放題になります。
ところで、『家が駅に近いほど遅刻しやすい』という都市伝説のような話があります。
この話には、油断に対する戒めの意味が込められています。
つまり、駅がすぐそこにあると、ギリギリに出ても間に合うから遅刻しないとの油断が遅刻を招くことになります。逆に、自転車やバスで駅に向かう人は、何か起きて駅への到着が遅れると間に合わなくなるという危機感を持っているため、早めに行動することで、結果的に遅刻をしません。
このように、何事も安心感を持ち過ぎると油断が生じ、失敗を招く危険性があります。
当然、ビジネスの世界でも言えることです。
初めての仕事や、重要な仕事は不安を抱きます。そこで、不安を解決するためにあらゆることに細心の注意を払うことで、ミスを防げます。
一方、日々行っている仕事は慣れという安心感が慢心に変わり、惰性による作業の結果、思わぬ失態をする羽目に陥ります。
『初心忘るべからず』という言葉がありますが、経験を積むとどうしても注意が散漫になりがちです。必要以上の不安は作業効率を悪化させるだけですが、適度な緊張感は確実な仕事をもたらします。