仕事における備えの大切さ
朝礼ネタ5554 2022/09/01 9月今日は何の日?9月1日は「防災の日」です。「防災用品点検の日」であるとも言われます。
1923年、大正12年の9月1日、午前11時58分、関東地方を中心にマグニチュード7.9の大きな地震が起きました。関東大震災です。多くの死者や行方不明者が出るという大きな災害だったため、この日のことを忘れることなく、この先に来るかもしれない災害に備えようと制定されました。
「天災は忘れたころにやってくる」という言葉もあります。これは物理学者であり防災学者でもあった寺田寅彦が唱えたものだそうです。過去に起きてしまった災害を忘れることなく、それを教訓に日々の備えを怠ることなく行おう、という意味合いです。
私は仕事を始めたばかりの時期に、当日までの準備が不十分で、その日の仕事をうまく回せなかったことがありました。同僚や取引先にも迷惑をかけることになり、事前の準備や根回しの大切さを痛感した出来事でした。それから私は何年か経験を積ませてもらい、今に至りますが、少しでも気を抜くと当時と同じような過ちをおかしてしまいそうになります。
災害と同様、仕事においても備えは大切です。どうすればトラブルを防ぐことができるのか、万が一トラブルが起きてしまったときにはどう行動すべきなのかを頭の中でシミュレーションしておくことも必要だと考えます。仕事でしてしまった失敗は素直に認め、反省し、そしてそのことを忘れることなく、次の仕事に取り組みたいと思います。