職場においても必要なアンガーマネージメント
朝礼ネタ5462 2022/06/06 6月今日は何の日?6月6日は「アンガーマネージメントの日」です。これは日付の数字「66」を「ムカムカ」と読む語呂合わせによるものです。また、どんなに激しくても怒りの感情のピークは長くて6秒だと言われていて、そのことにも関係しているようです。
アンガーマネジメントとは、怒りの感情とうまく付き合うためのトレーニングのことです。これを学ぶことによって、周囲との良好な人間関係を築くことができると言われます。人は誰でも怒りの感情を経験したことがあるはずです。ですがそれをそのまま表に出してしまっては、デメリットしかありません。あからさまに不機嫌な態度をとったり、身近なモノにあたったりすれば、周囲は困惑するばかりです。そういった行動をとってしまう自分への評価も下がってしまうでしょう。
アンガーマネージメントは、職場や家庭など身近な人たちとの関係性を良好なものにするだけでなく、自分にとっても大きなメリットがあるのです。怒りの感情を持ちあわせることは、実はその本人にとっても大きなストレスになるのだそうです。イライラするのをコントロールできれば、落ち着いて自分の考えを伝えたり、相手の話をしっかり聞くことができるようになります。周囲との意思疎通もスムーズになり、自分とは異なる価値観を受け入れようとする心の余裕も生まれますから、ストレスも軽減されるようです。
気持ちが安定していると集中力が高まったり、作業効率が上がったりします。そのことはさらに、職場全体の生産性向上にもつながるはずだと思います。