日本の天気予報の基礎となる団体が設立された日
朝礼ネタ5435 2022/05/10 5月今日は何の日?今日5月10日は、日本気象協会創立記念日です。
現代では晴れや雨など気象に関する情報はいつでも無料で見ることができますが、日本気象協会は気象に関する多種多様な業務を行っている民間団体です。
近年地球温暖化の影響により、集中豪雨や雨不足など異常気象の頻度がかなり増えています。
従来の天気予報では予知することが難しい災害が頻発する事態が相次いでいて、数十年に一度レベルの豪雨災害「線状降水帯」のニュースを耳にする機会が多くなっています。
それらの異常気象にも対処すべく、天気予報の枠を超えて日本気象協会では緩和策と適応策という取り組みを始めています。
住宅の省エネ化や省エネ家電の導入による温室効果ガスを少なくするなどの緩和策、熱中症の予防や豪雨災害を防ぐインフラ整備などの適応策、2つの対策で持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
すなわち気象協会で行っている業務内容自体も、昔から大幅に進化したり変化しているのです。
私たちの仕事は同じ作業の繰り返し、ついルーティーンに陥りがちですがその間にも新たな問題やニーズが発生しています。
それらの些細な情報をしっかりと集めて分析し、根本的解決策を検討実施したり新たな分野へ挑戦することが会社の発展につながるものだと思います。
昔から100%気象現象を予知することは不可能とされていますが、精度的には年々的中率が向上しているそうです。
これも膨大な気象現象データを分析解析した結果なのです。
今行っている仕事の精度を高めて日々進化させていきましょう。