カフェでする仕事は、なぜはかどるのか?
朝礼ネタ5408 2022/04/13 4月今日は何の日?今日は4月13日です。
どんどん春めいてきましたので、わたしは休みの日にあえて外へくり出して、カフェなどで持ち帰った仕事をするようになりました。
カフェインをとるからか、雰囲気がおしゃれでモチベーションが上がるのか、家よりもはかどる気がするのが不思議だなと思っています。
本日4月13日は、「喫茶店の日」という記念日なので、その謎についてお話ししたいと思います。
まず、喫茶店の日は、1888年に上野で日本初の喫茶店がオープンしたことに由来しています。
当初はビリヤード場と併設しており、現代では「逆におしゃれ」と思ってしまいますね。
その後、甘いものを食べるひとときなどに使われ、現代ではお仕事の場としても便利ですよね。
カフェで仕事をするとはかどるという現象には、実は根拠があります。
まずはコーヒーの香りが神経を刺激してドーパミンを出し、脳を活性化させてくれます。
さらに人間の脳は、全くノイズがないと集中できないという特性があるため、適度に人の話し声や街の雑踏などが耳に入るカフェの方が集中しやすいです。
それにプラスして、社会的促進という心理的効果が起こるからと言われています。
社会的促進というのは、そばに誰かがいるだけで、作業の能率が上がるという効果です。
その人は、知り合いでなくてもかまいません。こちらを意識していなくてもいい。
ただ他人の存在があるだけで、いつもよりしっかりしたパフォーマンスをしてしまうというのですから、人間は面白いですよね。
確かにわたしも、他のテーブルでお仕事をしているデキる感じの人がいると、なんだか自分もできる気がして、お仕事モードにスイッチが入ったように思います。
お仕事は人間がすることですから、こんな脳の特性もうまく使って、効率の良いお仕事をしてみるのも楽しいかなと思います。