2月11日は、何の日かご存知でしょうか。
この日は発明王とも呼ばれる、トーマス・エジソンの誕生日です。

エジソンと言えば、白熱電球を世界で初めて実用化したことで有名ですね。エジソンが発明した電球の寿命は、わずか40時間でしたが、当時としては画期的でした。
電球の形は現在でも大きく変わっておらず、特にソケットに取り付ける口金の部分は、エジソンが考案した形状を引き継いでいます。日本でも、E26とかE17といった口金のサイズの規格には、エジソンの名前の頭文字である、Eを付けています。

現在手に入る白熱電球の寿命は1000時間から2000時間ですので、ずいぶん進化しています。しかし、10年ほど前から市販され始めたLED電球の寿命は4万時間です。また、消費電力もおよそ10分の1と経済的です。私が家で使っている電気スタンドのLED電球も、今年で使い始めて10年目になりますが、何の問題もありません。

昨今、家庭の電気代が気になる方も多いと思いますが、一般家庭で最も電気代がかかっているのは、1位がエアコンで、2位が照明だというデータがあります。こまめに灯りを消したり、明るさを絞るのも電気代を抑えるのに役立ちますが、白熱電球をLEDに変えるのも大きな効果があります。

発売当初、LED電球は高価だったのですが、値段も手頃なものが出てきています。この機会に、省エネで長寿命のLEDへの切り替えを検討するのも良いのではないでしょうか。

100年以上前のエジソンの発明が現在にも引き継がれ、人々の暮らしに役立つ進化を遂げているのは、素晴らしいことだと思います。
私たちの仕事も、少しでも世の中の役に立っているのだという誇りと責任を持って、今日も仕事を始めましょう。