引き返せないところにいかない
朝礼ネタ5321 2022/01/20 1月今日は何の日?1月20日は、「玉の輿の日」らしいです。
1904年(明治37年)のこの日、アメリカの5大財閥の1つであるモルガン財閥の創始者の甥と、祇園の芸妓が結婚したと報道されています。
私は、そのイキサツを知り、びっくり仰天しました。
というのも、世界周遊中のモルガンが京都でお雪に一目惚れをしてしまったそうです。
よくある話し、京美人に惚れない男はいないでしょう。
しかし、彼女には京大生の恋人がいて、モルガンには見向きもしなかったらしいのです。
一途なのも京ならではですよね。
それでも求婚され続けたお雪は、困った果にわざと「4万円(現在の8億円相当)で身請けして」と言ったようで、それをモルガンが承知したらしいのです。
この騒動の行く末が気になりますよね。
一途な想いで付き合っていた京大生の彼は、騒動がきっかけで親にばれ、彼女の元を去りました。
結局、お雪はモルガンと結婚することとなったみたいです。
自分の立場を保つためについた嘘八百だったのでしょう。
私でも8億と言われると、断念せざるを得ませんが、大富豪ともなると「いいよ」と軽く口にできるのでしょうね。
引っ込みがつかなくなった挙げ句、引き返して彼のもとへ戻ることもできなくなったワケです。
玉の輿が彼女にとって最良の道だったのかは、本人のみぞ知るところですが、相手を下に見てしまったことが発端ですよね。
私も部下に難題を押し付けて、できたら寿司を奢ったる!と言ってしまいましたが、部下の力量を図りきれずに、高級寿司を奢らざるを得ませんでした。
玉の輿は良くも悪くも、夢物語と捉えて、今日は現実的に頑張りましょう。