貧乏ゆすりは実は健康ゆすり
朝礼ネタ5256 2023/01/22 体調管理貧乏ゆすりは実は身体にいいということが医学的にわかってきた、ということを知ってますか?
貧乏ゆすりは、ただの癖のようにも見えますが、実際はふくらはぎの筋肉を動かす運動です。
貧乏ゆすりをするとふくらはぎ近辺の皮膚の温度が2度ほど上昇するそうです。
つまりふくらはぎの血流がアップしているんですね。
血行がよくなると様々な効果があります。
まずは冷えを解消してくれます。
特に足先は冬に冷えやすいですが、その対策に有効だそうです。
他には座りっぱなしで夕方に足がむくむ、という人も多いと思います。
特に女性は筋肉量が少なくむくみに悩んでいる人もいるでしょう。
貧乏ゆすりはむくみの予防もしてくれます。
長時間座っていると血栓ができやすくなります。
有名な「エコノミークラス症候群」ですね。
貧乏ゆすりでふくらはぎを動かすと、血栓ができにくくなる効果もあります。
こういった病気未満の身体の悩みにも効果がありますが、
整形外科では変形性股関節症のリハビリで、貧乏ゆすりを推奨しているところもあるそうです。
実は貧乏ゆすりはバカにならないんですね。
皆さんも仕事中1日座りっぱなし、ということもあるでしょう。
本当は定期的に立ち上がって、数分歩くのが健康にはいいのですが、
それができないのなら貧乏ゆすりをすることで身体の不調が改善するかもしれませんね。
ただ、いくら健康によくても周囲には不快に感じる可能性もあります。
もし健康のために仕事中貧乏ゆすりをするなら、周りの人のことも考えましょう。
音が出ないようにしたり、人の目につかない机の下でするなどの配慮が必要です。
また、周りの人もちょっとだけ意識を変えて、
貧乏ゆすりをしている人を見たら、「ああ、ちょこちょこ運動しているんだな」と思ってはいかがでしょう。
そのうえで音が大きくて不快なら、「もうちょっと音に気を付けてもらえますか?」と
やんわり話してみてはどうでしょうか。
身体が冷えたり、むくんだりするのは小さいことのようですが
仕事のパフォーマンスにも影響があります。
手軽にできる貧乏ゆすりで少しでも解消してみてはどうでしょう。