「再評価」と「アルトルイズム」という手法で自分を見つめなおす
朝礼ネタ5246 2023/01/12 心理・メンタル「天才たちの未来予測図」という著書の中で小児精神科医でハーバード大学医学部助教授をしている内田舞さんが長期的なコロナ禍で、不安や恐怖を感じて心のバランスを崩している人が多くなっているとの記載がありました。
その中でネガティブな感情に支配されたときに自身で出来るメンタルケア、自分を見つめなおす「再評価」という手法と、誰かのためにできることを意識する「アルトルイズム」という手法の2点について紹介したいと思います。
新型コロナの流行で今まで通りに仕事を進めることが難しかったり従来のコミュニケーションの取り方も変わってきたかと思います。
そんな中で仕事が上手く進まなかったり、落ち込んだりすることもあるかと思います。
その中で「再評価」というのは簡単にいうと、ネガティブな思考に陥ったときにその状況や感情自体を客観的に整理して「自分の今の気持ちは感じる必要があったのかな?」
「この感情をポジティブに変えられるのかな?」と一度立ち止まって考えてみる心理的アプローチになります。
最初は気持ちの切り替えは難しいと記載があったのですが、繰り返し練習することで気分転換などが上手に出来るようになるそうです。
これは自分だけでなく同僚や部下、家族でも一緒になって考えることも可能な手法だそうです。
次に「アルトルイズム」ですが、他愛という意味で「自分が誰かの役に立っている」と感じると抑うつな感情が和らぐという考え方です。
大きなことをするわけでなく、まず小さなことから始めていきます。
一例としては、道端に落ちているごみを拾ってごみ箱に捨てるなどの小さな親切が自分の心を豊かにしてくれると記載してありました。
社内の誰かに何かしてもらったときに感謝の言葉を忘れずに伝えることもこれに繋がってくると思います。
お互い感謝の気持ちを伝えることは仕事でも良い循環を生むと考えていますし、気持ちよく仕事ができるとも考えています。
ぜひ、皆さんも試してみてはいかがでしょうか?
自分も気持ちよく仕事ができるよう取り入れていきたいと思います。