昔は仕事は目で見て覚えるというやり方が主流だったようです。今かなり高い地位にいる人、団塊世代なんかはそうした覚え方をしていたから今のZ世代の人とのコミュニケーションは難しいと考える人もいます。

でも、コロナがあったことで時代は頑固な団塊世代にも変化を強制できるようになりました。勤務時間が減ったりしたことはとても痛手でしたけど、この強制変化の波は会社の成長に大きなプラスになったと思います。

パソコンが使えないと仕事ができなくて給料泥棒になってしまうことでこれまで紙媒体だった部分がデジタルになって団塊世代がZ世代に教わる構図ができました。私も若者に習う側の立場になったことで分かったのですが、彼らは、仕事を効率的に進めてちゃんと結果を残す方法を知っているんです。私たちのやり方は実は仲良しごっこのおままごとで仕事ではなかったんだと実感しています。

若者は会社の成長に欠かせません。それは昨今の時代のおかげで変なプライドを捨てるための環境が整ったおかげです。考えてみれば、この年になって習って、怒られてなんてことは貴重な経験です。

いくつになっても自己成長ができる機会があるんだなって感じます。まだまだできないことだらけですが、人生リスタートが同じ会社でできる経験は面白いなって感じます。プライドが邪魔なのはわかっているけど、自分では剥離できなかったのでこの時代の流れは今の自分にとってはありがたい変化だと思います。変化するって大人になって経験できるのは貴重なことです。

取引先でも聞くことを取り入れて成長をしたいと思います。