高血圧症だけではない、お酢の健康効果
朝礼ネタ5220 2022/11/25 体調管理健康私の主人は元来高血圧症ですが、このままではダメだと思い、ネットで検索した結果、高血圧症にお酢が効果的なことが判明しました。
私のかかりつけの主治医に、「お酢を飲み続けると、血圧が下がる」と聞いていたことを思い出しました。
お酢に含まれている主成分の酢酸が、血管を広げるアデノシンに働きかけ、血圧の上昇を抑えてくれる効果があります。
毎日大さじ1杯ほどの15mlのお酢を継続して摂取すると、塩分を減らさなくても血圧が下がる効果があることが証明されています。
そのまま飲むお酢は刺激が強くむせるため、料理に使うと摂りやすく、酢の物が大の苦手の主人は、コップ1杯の牛乳に大さじ1杯のお酢を混ぜて飲んでいます。
「これなら飲める」と言い、食後に毎日飲んでいます。
はちみつの甘みを足すと、より一層飲みやすくなり、飲み難さが軽減されます。
お酢の主成分酢酸には、高めの血圧を下げてくれるほかにも健康効果があります。
毎日継続してお酢を摂取すると、高血糖や高血圧を引き起こす恐れがある内臓脂肪を減少させる効果があります。
健康診断のとき気になる体重や腹囲のほか、体重÷身長÷身長で算出する肥満度の指数であるBMIも下げる効果があります。
血液中のブドウ糖の濃度を測定した血糖値は、空腹時低下し、食後に上昇します。
血糖は生きていくために大切なエネルギー源であるものの、急激な血糖値の上昇が続くと、糖尿病を発症する恐れがあります。
お酢には、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。
酢酸のほか、お酢に含まれているクエン酸やアミノ酸の効果もあります。
抗酸化作用があるクエン酸が、体内で起こすいくつかの化学反応“クエン酸回路”によって、酸化物質の乳酸を除去し、エネルギーを生み出して正常なアルカリ性に戻してくれます。
クエン酸の疲労回復効果や抗酸化作用が、美容やダイエット効果ももたらしてくれます。
脂肪を燃焼させ、エネルギーを生み出すアミノ酸は、疲労を感じ難くしてくれる効果のほか、血液がサラサラになり血行がよくなるうえ、代謝も促進されます。
アミノ酸の中にあるシスチンがメラニンを取り除き、シミやそばかすを予防し、美白効果をもたらしてくれます。
肌のハリに欠かせないコラーゲンは、アミノ酸の元であるたんぱく質と、お酢が吸収を高めてくれるビタミンCから作られます。
そのため、お酢は肌の強い味方です。
健康効果が得られるお酢の摂取目安は、1日15~30mlです。
加熱しても成分が壊れないお酢は飲むことが苦手でも、料理に使いバリエーションを変えると、毎日摂取できます。
薬を服用しているものの、主人の血圧の数値は今のところ安定しています。
これからもうまくお酢を取り入れ、健康効果を得て、毎日元気に過ごしていきたいものです。