好機を逃さないビジネスをする
朝礼ネタ5198 2022/11/03 名言・格言アサヒビールを世に生み出したカリスマであり、経営難に陥っていたアサヒビールの再建を実現した樋口廣太郎さんの名言に「チャンスは貯金できない」というものがあります。
京大卒のエリートで、当時の住友銀行で副頭取までキャリアの階段を登った彼ですが、その後あえて約束された道を選ばず経営の危機に陥っていたアサヒビールの起死回生の立役者となります。
この「チャンスは貯金できない」という言葉は、とてもストレートな力を持っていると思い、日々の我々のビジネスについて大事なことを思い出させてくれる言葉でもあると思います。
例え困難な状況に置かれていても、必ずピンチを奪回するチャンスや好機はどこかにあります。
また、チャンスに気付いたとしてもそれを生かさず眠らせていたままでは確実に成功を掴むことは出来ないでしょう。
また、チャンスは手近なところにあるかもしれないし、はたまたは「あっと驚く意外な場所」にあるかもしれません。
いずれにせよビジネスの場においても行き詰まったりターニングポイントでつまづいた時こそ、しっかり情報を集めて好機が隠れていないかアンテナを張り続けること、そして見つけたチャンスを使うことを決して躊躇わないことが大切だと思います。
あのケースで活かせそうな良い案が思いついた、とかあえて果敢にこの方法で試してみようとか、日々転がっている小さなチャンスも、後で利用すればと溜めてしまってはあまり意味がありません。
気付いた時にはそのチャンスを活用できない状況になっていることもあるでしょう。
ですので、好機の大小に関わらずビジネスの場でチャンスを見つけた時こそしっかりと行動力と決断力を持って採用する勇気は大切だと思います。