アメリカの企業ってそんなにいいですか
朝礼ネタ5172 2022/10/07 社会・経済投資・資産運用「日本企業はもうだめだ、投資先ならばアメリカしかない」と何のためらいもなくいう人たちがいます。
もし、本当に日本企業がだめならば日本株を空売りしてアメリカ株を購入するという投資戦略をとればいいのだけのです。
しかし、そのような人はせいぜいアメリカ株に投資しているのが関の山です。
しかも、どういうわけかそのような人達は日本企業に勤め、そして日本に住んでいるのです。このような彼らの行動というのは矛盾していると思うのは私だけではないはずです。
仮に、現在の日本はアメリカ企業に比べて成長できていないとします。それならば、アメリカ企業がそれほどいいのならばどうしてアメリカに移住してアメリカの企業で働かないのでしょうか。
もしくは、その人は日本を愛しているのならば、日本人としてアメリカ企業に追いつくためには何をやればいいのかを考え、行動するのがこの国を豊かにすることの第一歩だと思うのですが、どういうわけか先ほども申し上げましたように、多くの人たちは自分たちは転職も移住もせず、ただ、「投資」対象だけをアメリカに変え、今までと変わらない生活を営み、日本に対してただ悲観しているだけなのです。
このような後ろ向きの人が多くなってしまった人たちが働く会社というものはこれから伸びていくのでしょうか。
会社とは所詮は人々の集合体ようなものなので、ちょっと大げさに言えば、そこで働く人たちの一つの理念の集まりだとも言い換えることができます。
このような状況ではこれからの日本は明るいとは言いにくいです。