仕事でどんなことがあっても、ついてると考えよう
朝礼ネタ5153 2022/09/18 心理・メンタル尊敬する人仕事でも、人生でも、何事もなく平穏無事に進んでいくというのは稀でしょう。誰でも、何か大きな出来事に巻き込まれたり、うまくいかなかったりすることがあります。そんな時の対処法として、どんなこともついていると考えましょう。
松下幸之助さんが電気製品などを配達していた頃の話ですが、自転車の後ろに電気部品などを積んで走っていた時に、車にぶつけられました。それで彼は転がって路面電車が走っているところに体を投げ出されたのです。
その時ちょうど路面電車が松下幸之助さんのところに迫っていました。松下さんが転がっているのを発見した路面電車の運転手は、慌てて急ブレーキをかけたのでした。それでも電車はぐんぐんと松下さんのところに迫りました。松下さんは動けないで路面電車のレールの上に横たわっていたそうです。轢かれてしまおうとしたところ、路面電車の車輪が松下さんの首のそばの直前で見事に止まってくれました。九死に一生を得たのでした。
松下さんは、その時思ったそうです。「首を引かれなくて済んだ。なんてついているんだ」と。
普通に考えれば、車にぶつけられて飛ばされて、電車の前で轢かれそうになるなんてついてないと思います。人生は何もないことが一番ついているのかも知れませんが、彼はどんな災難があってもポジティブについていると思ったのでした。
その考え方が彼を大企業家にしたと言えるでしょう。
私たちも仕事上では、いろんなアクシデントがあります。落ち込むこともあります。それでもいつもどんなこともついていると捉えることで、前向きにチャレンジできると思います。常についているとの思考で前進しましょう。