7x5=35の意識を持ってみる
朝礼ネタ5117 2022/07/18 身近な法則自己啓発7x5=35の伝わり方をご存じでしょうか。
これはもし相手に何かを伝えたいのを100と数値化した場合、相手に伝えられるのはそのうちの70、そして相手が理解するのはそのうちの50、すなわち最終的に相手に伝わっているのは全体の35%しか伝わっていないというフレーズです。
ここからの教訓は、相手には自分の思いは全ては伝わっていないから、重要なことを簡潔に伝えることでその精度が上がることを意識する、ということだと私は思いました。
お客さんからある依頼を電話で受けた際に、社内の誰かにそれを代わりにやってもらう、といったケースはさまざまな場面であると思います。
そしてちゃんと伝えたはずなのに、後でお客さんから全然違うじゃないかとお叱りを受けるといったケースも一方で多いと思います。
私自身もこのような経験は多々あります。
この7x5=35というフレーズを知ってからその時のことを振り返ると、社内のメンバーに伝える際にダラダラと前置きや経緯をしゃべってしまい、肝心の要件までにかなりの時間を要してしまった、もしくはその要件をいつまでにやってほしい、ポイントはここだよと伝えきれてなかった、といった反省点が浮かび上がりました。
メールやSNSですと履歴が残り、伝えるまでの時間を確保できるのでこのような行き違いの確率は減りますが、
電話や対面、つまり口頭でのやり取りの場面ではこの意識はとても大切だと考えます。
現代は情報化がより進んでいるため、時にスピード感を要求されるケースも多々あると思います。
その中で相手へ伝える際に7x5=35という意識を頭の片隅に置きながらお話を進められると
より仕事の精度もUPするのではないでしょうか。