知識やノウハウに溺れないようにする
朝礼ネタ5108 2022/07/09 心理・メンタル趣味今や書籍以外にもインターネットで様々な情報を得ることが出来ます。
特に最近では動画サイトなどで自分の専門分野を解説等をされている方もいらっしゃいます。
無料で自宅にいながら知識を深められるのは大変便利ですが、それらを吸収しすぎたり鵜呑みにしすぎるのも危険なことです。
まず何が危険かというと、自分とは違う価値観を持った人の意見を聴いたあとに自分と比べすぎてしまうことです。
動画の中には過激な言葉を使ってインパクトのあるサムネイルで視聴者の興味を引くものがあります。
例えば絶対にやってはいけない○○といった完全に否定をする文章などです。
私は別に法に触れたり迷惑をかけなければ絶対にやってはいけないことなど無いと思っております。
もちろんストイックな人なら描く理想の為には絶対にやってはいけないことをやらないと決めてもいいと思います。
しかし、自分が今までやってきたことが絶対にやってはいけないということだった場合、ショックを受けたり理想を諦めてしまう人もいるのではないかと思います。
それによって気持ちが後ろ向きになってしまっては、せっかくの自己啓発の機会が台無しとなってしまいます。
ではどのようにして多量の情報と付き合えばいいのでしょうか。
個人的におすすめしたいのが加点方式で物事を判断することです。
仕事でも減点方式で自分を評価すると気が滅入ってしまう方もいると思います。
しかし、結果はどうあれ努力した過程が大切であるという考え方をすれば次回に活かせるはずです。
情報の場合は、例えば一冊の本を読んでみたときにこれはいいなと思った情報内容を実践すればいいのです。
逆に○○すべきではないといった否定的な内容の情報はまだ自分に取り込む必要がないと言い聞かせて無視しましょう。
マイナスの情報は知らないうちに自分にダメージが流れ込んでくるので、そういったものは余裕があるときに見ましょう。
悪いことに目を背けるのは甘い考えだと思うかもしれません。確かに仕事に於いてはそうかもしれませんが、趣味の範囲でやっている読書やネットサーフィンで自分が後ろ向きになるなんておかしな話です。
まずは楽しむことと心に余裕を持たせると同時に豊かにすることを第一に考えるべきなのです。