困難に直面した時にやってしまうこと
朝礼ネタ5104 2022/07/05 心理・メンタル教育会社で効率よく仕事をするとはどのようなことでしょうか。残業以外にもサービス残業する社員はえらいとかそのような空気が日本の多くの企業にあるのは事実です。日本の企業では頑張り屋さんが評価されやすいので、彼らは努力、努力と言って、力業で仕事をしています。
しかし、このような力業での仕事というのは日本がまだ先進国になる前には有効は方法でしたが、今の日本ではそれがかえってあだとなっているのです。つまり、日本企業で欠けている部分とはものごとを効率的にこなせるようにならないと世界の先頭を走ることはできないにもかかわらず、それができていないのです。もっと言えば、この国にはイノベーションがないのです。
日本ではイノベーションがないので、今までのやり方を改めることをせずに、マンパワーに頼りそこを打破しようとします。日本人というのは昔から効率的に何かをやるよりも、とにかく皆の力を合わせてやれば道は開けるという思い込みを持っている人が多いようです。
これは、大学入試でも私立文系受験の選択科目は数学でサクッと合格を勝ち取る生徒よりも、とにかく時間をかければ暗記のごり押しで何とかなる歴史で入試を突破する生徒が多いのにも出ているのではないでしょうか。
このような成功体験があり、そのまま社会人となった人たちはやはり困難にぶつかったときには自分がそこを突破した従来のやり方にすがるです。このような努力型の人間をたくさん生産するのをやめるためにはたとえ私立文系だろうと入試科目は数学や物理を必須にする必要があると私は考えます。