家が近い人ほど学校に遅刻しやすいと言われる理由
朝礼ネタ5033 2022/04/23 心理・メンタルビジネス子供の頃には、「家が近い子ほど学校に遅刻しやすい」ということを私は聞いたことがあります。
これは都市伝説に近い内容かもしれませんが、そういった傾向が実際に存在する可能性は十分に考えられるでしょう。
というのも、学校に近い子ほど自分は遅刻しないと油断する部分が生まれるからです。
家を出て、少し歩けばすぐに学校に着くのだから、多少なりとも遅く家を出ても大丈夫という気持ちが生まれてしまうのです。
逆に家から遠い人ほど、自分は遅刻しやすいという危機感を持っているため、それに沿って行動していくので、結果的に遅刻しにくいでしょう。
こういった部分から分かることは、安心感を持っているときほど危ういということです。
自分は大丈夫であるという気持ちが少なからず心の中にあったときには、それが油断につながり、結果的に失敗を招いてしまうことがあると言えます。
そして、これに関してはいろいろな場面で関係する話であり、ビジネスにおいても同様ではないか?と思います。
不安でしょうがないときには、不安を解決するためにあらゆる部分に気を配って、ミスをする確率を小さくする行動を自然ととっていきますが、安心しきっているときにはそういう行動はとれません。
その結果、会社の損害になってしまうような大失態を生んでしまう可能性もあるため、私たちは普段の仕事をするときにはここに気を付けるべきです。
私は安心という感情をややネガティブなものとして捉えて、安心している自分がいたときには危険視するような態度をとっていきたいと思っています。
そのような考え方ができれば、普段の仕事においてミスをする余地がかなり小さくなり、結果的に会社の業績に貢献しやすい状況を作ることができると考えているのです。