おはぎとぼたもちの違いから分かったこと
朝礼ネタ4971 2022/02/25 グルメ目標みなさんは、「おはぎ」と「ぼたもち」の違いを知っていますか?
どちらももち米をあんこで包んだ和菓子なのですが、どのように区別をするのか、ちょっと得した気分になれる雑学をご紹介したいと思います。
おはぎは、もともと平安時代の宮廷の女房が「萩の餅」を上品に言い換えたものなんだそうです。
「萩の餅」とは、餅を盆に並べてその上にあんこをかけたもので、見た目が萩の花に似ていることからこう呼ばれたみたいです。
一方、ぼたもちは、当時「牡丹の餅」と呼ばれていて、これは、餅にあんこをつけて丸めて盆に並べると、牡丹の花のように見えるからなのです。
このように、かつては「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは、丸めた餅にあんこをまぶすか、あんこで周りをくるんでから丸めるかという点にありました。
けれど時が経つにつれ、いつしかどちらも同じように丸めるようになってしまいました。
けれども、春の彼岸に食べるのがぼたもち、秋の彼岸に食べるのがおはぎという呼び方だけは今も残されていて、区別は春と秋ということになり変わっています。
私たちもお客様の生活をより良くする製品を作っていますが、競合他社により似たりよったりの製品がたくさん出回っていることも確かな事実です。
お客様からすると、一見同じ製品やサービスに見えてしまいます。
何が違うのか、おはぎとぼたもちではないですが、自分たちらしい特色を出さなければ、同じだと思われてしまいます。
目標は大きく持ち続けたいと考えさせられた雑学でした。