そんなに小さな部分に目を向けなくても
朝礼ネタ4960 2022/02/14 心理・メンタル投資・資産運用株価が上がったら喜び、下がると悲しい気持ちになる人が多いようです。しかし、この株価が上がったり下がったりしたときに本当に自分自身の持っている株式を売ったり、買ったりしてい人はいったいどれくらいいるのでしょうか。
本当はこの株価の変動によって自分の保有している株価の時価が変化しているにすぎないのではないでしょうか。言い換えれば、それは含み益が増えたり、含み損が増えたりしているだけなのです。つまり、株式を保有している人でもその多くは実際には株価が上がろうが下がろうが株式を売買していないので、それはある意味でバーチャルな話でしかないのです。
これは、よく世界の富豪の特集記事に出てくるお金持ちたちも多くの現金を保有しているのではなく、彼らの持っているのは土地や建物、有価証券であり、現金は彼らの資産の中でごくわずかしか補油していないのです。
そして、この中で容易に換金しやすい有価証券ですが、それさえも、そのような企業の創業者が自分の持ち株を市場ですべての株式を成り行き注文を出したのならば株価は想像もできないほど下げてしまいますので、彼らの持っている資産としてもその価値イコール現在の株価というものも完全に正しいとは言えないのです。
つまり、私たちの保有している株式の含み益も含み損も一種のバーチャルなものとして考えいたほうがかなり気持ちが軽くなり、日々の株価に対して一喜一憂しなくて済むのではないでしょうか。
投資とはこれくらいのものとして考えて保有し続けるという一点だけに重きをおいたほうがいいと私は考えます。
仕事でも、大事なことに重きをおき、それ以外はあまり考えないほうがかえってうまくいくと私は考えます。