巷ではやっているファイヤーという言葉について
朝礼ネタ4939 2022/01/23 社会・経済投資・資産運用私が「セミリタイア」という言葉を聞くようになったのはいつのころだったでしょうか。それから「ファイヤー」という言葉もなんだか最近はやり言葉のようで、私もこの言葉を聞く機会も多くなりました。
お察しのように、どちらの言葉も私には無関係なのですが、どうして多くの人たちは、会社を辞めたいのでしょうか。
彼らは会社を辞めて別に何かしたいことがあるのでしょうか。もしそうならば、それはその会社がその人に合わなかっただけなので、転職したり、起業すればいいだけだったりすると思います。
もちろん、彼らがこれらの言葉を使うのは一言でいえば「働きたくない」ということだと思います。では、彼らが会社をやめてしたいことは、働かないで必要最低限の生活をすることなのでしょうか。そうではなく、彼らは、今まで通りお金を使いながら、今までと同じ生活水準で、なおかつほとんど働かない生活をしたいのです。
この「ほとんど働かない」というのがなかなかなもので、一応は彼らも社会と接点をもち、少しはお金を稼げる仕事をしたいというものなんだか虫のいい考えだと思います。
これくらい虫のいい考え方が広まて来ているということは、何かこれから大きな変化が来るというよりも、もうすでにその変化が我々の周りで起こっており、我々はその渦の中にいるのかもしれません。
しかし、私には「セミリタイア」も「ファイアー」もピンと来ていないので、現代社会に取り残されつつあるのかもしれないと思います。