SNSでの特定の人物に対する攻撃はよく目にすると思います。批判的な意見を通り越した誹謗中傷は見るに耐えません。

職場でもそれと似たことが起こります。
複数人で集まり人の悪口を言うことです。
人の悪口を言うのはさぞ気持ちがいいことでしょう。
自分の事は棚に上げて相手の欠点を言い合うことで自分がさも優位に立ったかのような気持ちになります。

更に一時的にはそのグループの親密度が上がるでしょう。
仕事では特定の人に気に入られ、何だか嬉しくなって仕事も頑張れるような気がするでしょう。
しかし、それはまやかしです。

そんないじめじみたことをしていても業績は上がりませんし醜いだけです。
そんなときはいじめっ子集団を抜けることが大切です。

人を貶める行為は同時に自分の心も貶めることになります。
続けていればやがて自分が先頭をきって人をいじめるようになってしまいます。

具体的な抜け方はまずは１００%同調するのをやめます。
大袈裟に反応するから相手は嬉しくなってどんどんあなたに同意を求めるのです。
また、あくまで仕事をしに来ていることを思い出しましょう。
人への憎しみや悪口を言いたくてウズウズしていては仕事に支障が出ます。
ほどほどのおしゃべり程度にすることで仕事面でも自分を守ることになるのです。

SNSでも同様です。もしも同期や先輩が会社の愚痴を言っていても無理に返事をしたり同調することはありません。
どうしても気になる場合はいいねを押す程度にして、それ以上は関わらない方が良いでしょう。

人は群れていると安心感をおぼえますが、思い切ってその群れから離れてみると自分にとって良いことがたくさん待っているかもしれませんよ。